横浜市立大学サマーデザインワークショップ2025

【WS01】

若者から「農家になりたい!」を生み出す農業ワーケーションの提案

企画

ワークショップタイトル:若者から「農家になりたい!」を生み出す農業ワーケーションの提案
提案者氏名:大村優介
ワークショップの概要: 農業は青森県を支える重要な産業である。しかし、農家経営体数は年々減少しており新規就農者数は横ばいとなっている。また、青森県全体で少子高齢化が進んでおり農業においてもこれは例外ではない。高齢化により引退する農家が増えると考えられており、農業の衰退が懸念されている。この問題を解決する一つの方法として県外の若い新規就労者数を考えらえられ、具体的な取り組みとして農業ワーケーションが挙げられる。実際に青森県では農業ワーケーションを通して就農した農家もいる。多くの新規就農者はビジネスとして農業をとらえており、現在の農業ワーケーションは実績はあるものの、この視点を考慮できていない。本ワークショップでは若者に特化した農業ワーケーションを提案する。
ワークショップの目標: 事前に設定されたターゲットを参考に、データと背景知識から農業ワーケーションに参加するペルソナを設計する。設計したペルソナを考慮しつつブレインストーミングで農業ワーケーションのアイデアを出し、プログラムを考える。カスタマージャーニーでプログラムの改善点を探し出し農業をしたいと思えるようなプログラムに仕上げる。
取り扱う課題 :事前に設計されたペルソナがどうしたら農業をしたいと思うかを抽出し、ペルソナに特化した農業ワーケーションのプログラム作成
キーワード: 農業、ワーケーション
データとデータ源: 農林業センサス(2020)

2020年農林業センサス結果の概要(2020)

青森新時代「農林水産力」強化パッケージ(2025)

令和5年度青森県の新規就農状況調査結果について(2024)

農業に関する意識と実態調査(2024)

新規就農者の就農実態に関する調査結果(2021)

農泊におけるワーケーションについて

生産農業所得統計

ワークショップの中で使用する方法:ブレインストーミング、カスタマージャーニーマップ、マトリックス法
期待される成果:農業に参加したいと思わせるようなきっかけの発見

プログラム

12:55開始
12:55-13:00 アイスブレーキング(自己紹介)
13:00-13:15データ分析レポートの説明
13:15-13:30事前に作成した資料を使った背景知識のキャッチアップ
13:30-14:15ペルソナの設計
14:15-15:00「バケーション」についてのブレインストーミング
15:00-15:45 「ワーク」についてのブレインストーミング
15:45-16:30 農業ワーケーションの作成
16:30-17:15ジャーニーマップの作成
17:15-17:35 農業ワーケーションの改善
17:40終了