横浜市立大学サマーデザインワークショップ2025

【WS03】

訪日外国人が必要とするサービスを考える

企画

ワークショップタイトル:訪日外国人が必要とするサービスを考える
提案者氏名:長谷川 諒
ワークショップの概要: 日本の訪日外国人旅行者数は、新型コロナウイルスの流行により2020年から2022年にかけて激減しました。その後、2024年には2003年以降最多の3,687万人が訪れていますが、全世界で見ると観光客到着数は世界15位という状況です。

日本のGDPは、609.3兆円に対し、国際観光収入は8.1兆円でした(2024年)。GDPに占める割合は1.3%であり、G7の平均値4%と比較すると低水準ではありますが、2023年には国際観光収入で世界9位にランクインしています。

つまり、日本のGDPを更に伸ばしていくためには、訪日外国人旅行者数を増やす取組と、観光分野における稼ぐ力(付加価値の創造)が不可欠であり、本ワークショップでは訪日外国人が必要とするサービスを考えていただきます。
ワークショップの目標:観光大国である日本の現状を、世界の国際観光トレンドと日本の観光トレンドから学んでいただく。

日本人とは異なる価値観、文化を保有する訪日外国人の目線で未だ無いサービスを考えていただくことで、独創的なデザイン思考を身に着けていただく。
取り扱う課題 :2030年に訪日外国人旅行者数を6,000万人に増やすため、訪日外国人旅行者数を増やすことと、観光分野における稼ぐ力(付加価値の創造)を上げなければらないという課題。
キーワード:観光/訪日外国人/メディア/インターネット/集客
データとデータ源: UN Tourism/World Tourism Barometer

https://www.unwto.org/un-tourism-world-tourism-barometer-data

日本政府観光局/訪日外客統計

https://www.jnto.go.jp/statistics/data/visitors-statistics

国土交通省観光庁/インバウンド消費動向調査

https://www.mlit.go.jp/kankocho/tokei_hakusyo/gaikokujinshohidoko.html

ワークショップの中で使用する方法:ブレインストーミング、マトリックス型強制発想、ペルソナ、カスタマージャーニーマップ
期待される成果:・ワークショップを通じて昨今の観光業界とインバウンド動向についての知見を深める

・独創的なデザイン思考を身に着ける

プログラム

10:00開始
10:00-12:00午前の部(リサーチ)
12:00-12:50お昼休み
12:50-15:00午後の部(プロトタイプの検討)
15:00-16:00試作・発表資料作成
16:00-16:45発表会(フィードバック、リフレクション)
16:45終了