横浜市立大学サマーデザインワークショップ2025

【WS04】

三浦市における若者の二拠点生活を実現するための行政の取り組みを提案しよう

企画

ワークショップタイトル:三浦市における若者の二拠点生活を実現するための行政の取り組みを提案しよう
提案者氏名:平塚 凜/渡邉 夏季
ワークショップの概要: 都市部で暮らす20〜30代の若者を対象に、三浦市での二拠点生活を推進する、地域主導型プロジェクトを行政に提案する。

リモートワークや柔軟な働き方が浸透するなか、「住む」や「訪れる」といった従来の枠を超え、地域と継続的に関わりながら自分らしい暮らしを模索する若者が増加している。

三浦市の豊かな自然資源を活かし、若者と地域住民の関わりを育める取り組みを提案する。
ワークショップの目標:都市部の若者にとって、自分らしいライフスタイルを実現できる選択肢として「三浦市での二拠点生活」を築く機会を提供する。

それは、高齢化が進む三浦市にとって、地域内外の多様な人材との接点を生み出し、将来的な担い手や協働のきっかけを創出し、持続可能な地域づくりに寄与するものである。

本ワークショップでは、行政が地域の一員として、民間では担いにくい中長期的な視点で、人と地域の関係を築いていく役割を想定しています。行政が媒介することによって、地域住民と若者の双方にとってお互いの利益となる取り組みを提案する。
取り扱う課題 :若者の二拠点生活に対する魅力要素と不安要因

高齢化地域の活性化
キーワード:二拠点生活 ワークライフバランス 地域活性化 三浦市 若者
データとデータ源:NRI 2023.『新型コロナウイルス流行に係る生活の変化と孤独に関する調査』

https://www.nri.com/jp/knowledge/report/20210712_1.html 

内閣府 2023. 『新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査』

https://www5.cao.go.jp/keizai2/wellbeing/covid/index.html(最終閲覧日2025年6月30日)

トラストバンク地方創生ラボ 2024.『東京圏の若者の地方に対する意識調査2024』

https://www.trustbank.co.jp/newsroom/newsrelease/press841/ (最終閲覧日2025年6月30日)

三浦市 2024.『第9期三浦市高齢者保健福祉計画 三浦市介護保険事業計画』

https://www.city.miura.kanagawa.jp/soshiki/koreikaigoka/koreikaigoka_korei/hokenhukusikeikakukaigohokenkeikaku/10309.html(最終閲覧日 2025年6月30日)

ワークショップの中で使用する方法:ペルソナ設定:二拠点生活を検討する若者像(年齢、職業、価値観、ライフスタイル)を具体的に共有する

KJ法:二拠点生活に対する若者の懸念点や期待を整理する

カスタマージャーニーマップ:ペルソナが二拠点生活を始めるまでのプロセス(関心→情報収集→体験→定着)を時系列で整理し、各ステップでの感情・課題・必要な支援を視覚化する

支援の実行に必要な取り組み整理を行い、行政に提案する具体案を検討する
期待される成果:若者視点から見た「二拠点生活」のニーズや障壁の明確化

三浦市の資源を活かした具体的な暮らし方のアイデアの創出

行政による中長期的な政策の素地形成

プログラム

10:00開始
10:00-10:30趣旨説明・データ共有
10:30-11:00ペルソナ設定】二拠点生活を検討する若者像(年齢、職業、価値観、ライフスタイル)を具体的に共有する
11:00-12:00【KJ法】二拠点生活に対する懸念点や期待を整理する
12:00-13:00昼休憩
13:00-15:00【カスタマージャーニーマップ】ペルソナが二拠点生活を始めるまでのプロセス(関心→情報収集→体験→定着)を時系列で整理し、各ステップでの感情・課題・必要な支援を視覚化する
15:00-16:00支援の実行に必要な取り組み整理
16:00-16:45発表資料作成
16:45 終了