横浜市立大学サマーデザインワークショップ2025

【WS06】

女性が気軽に国内で 一人旅を楽しめるサービスを考える

企画

ワークショップタイトル:女性が気軽に国内一人旅を楽しむためのサービスを考える
提案者氏名:胡可欣
ワークショップの概要: 近年価値観の多様化やライフスタイルの変化により、「一人で過ごす時間」や「ソロ活」が注目されている。中でも女性の一人旅は、自分らしさを見つける手段として支持を集めているが、その一方で、安全面への不安、孤独感、社会的な視線といった課題も多く存在している。本ワークショップでは、そうした課題に向き合い、多様な視点を持つ参加者同士が意見を交わすことで、女性の一人旅をより容易にすることを目的とする。KJ法やスピードストーミングなどの対話的手法を用いて課題を整理し、最後には具体的なサービスアイデアの提案へとつなげていく。
ワークショップの目標 :本ワークショップでは、「女性の一人旅のハードルをどのように下げるか」を主軸とし、具体的な提案の創出を目指すものである。一人旅に対する心理的・物理的な不安や課題を理解し、それらに対応するサービスや環境づくりを検討する。加えて、女性が一人旅を通じて安心して自分らしさを楽しみ、生活の質(QOL)を高める可能性についても探っていく。最終的には、女性が自分の時間や価値観を尊重しながら、自由に選択できる社会のあり方の考察へつながるを期待する。

取り扱う課題 :女性が一人旅を実行に移せない背景にある、心理的・物理的な不安や社会的バイアスを明らかにする。

キーワード:一人旅、女性、ソロ活、サービスデザイン
データとデータ源:窪村麻里子・矢部直人・倉田陽平 2012.女性の一人旅への動機と不安.観光情報学会第5回研究発表会予稿集:1–4.近藤千恵子 2019.一人旅ってどう思う.観光とまちづくり,538:10–17.公益財団法人日本交通公社 2023.JTBF旅行実態調査「I-1 日本人の旅行市場の概況」.トラベルボイス編集部 2024.日本人の「一人旅」傾向:世界39か国調査,

https://www.travelvoice.jp/20240719-155842(最終閲覧日:2025年6月30日).

ワークショップの中で使用する方法:価値観ベスト3:各自が旅行において大事にしたい価値観を選ぶ

KJ法:課題整理・構造化(女性の一人旅における不安・魅力・体験)

スピードストーミング:課題を深掘り( 4~5回意見交換、アイデアを発表)
期待される成果:女性が安心して国内の一人旅を楽しむための新サービスの提案

プログラム

10:00開始
10:00-12:00午前の部
12:00-12:50お昼休み
12:50-15:00午後の部
15:00-16:00試作・発表資料作成
16:00-16:45発表会(フィードバック、リフレクション)
16:45終了