横浜市立大学サマーデザインワークショップ2025

【WS09】

商店街から、街の”居場所”を考える

企画

ワークショップタイトル:商店街から、街の”居場所”を考える
提案者氏名:古屋梓
ワークショップの概要: 本ワークショップは、商店街をケーススタディとして、街に求められる゛居場所“とはなにかを考えることを目的としています。

単に物を売る場所でない、地域コミュニティや人々の生活に深く関わってきた商店街に着目し、その現状を踏まえ「人々が心地よく過ごせる、街の居場所となる空間とはどのようなものなのか?」という問いについて深く掘り下げていきます。
ワークショップの目標 :人々が滞在したい場所を創ることが街の価値に繋がることを知り、街に暮らす人・訪れる人にとっての゛居場所”とは何かを考える。

・データから時代のニーズや潮流を知り、今どんな場が求められているのか傾向を理解する。

・多様な人の暮らす街について考えることで、他者への想像力を育む。

・チームで議論を行うことで、違った視点を知るきっかけを作る。

取り扱う課題 :・家庭や職場、学校とは違った、地域の居場所の創出の必要性について

・昨今の商店街の衰退化、空き店舗の増加、利用者減少について

キーワード:居場所/商店街/街づくり/地域コミュニティ
データとデータ源:・「居場所に関する意識調査」、電通総研、2024

・「普段の生活と地域とのかかわりに関するアンケート」、みずほ情報総研(株)

・「国民席活に関する世論調査」内閣府

・「地域コミュニティを支える商店街」、全国商店街振興組合連合会

・「商店街実態調査報告書」、全国商店街振興連合会、2025

・「商店街実態調査」、ランドブレイン(株)、2018

・「はばたく商店街30選 あさぶ商店街」、中小企業庁

・「コーバ釜石が5周年 大観音仲見世通り シェアオフィスで「よりヘビーな関係づくりを」」釜石新聞NewS、2023

・「店舗開業前に顧客ができたコミュニティカフェ」、中心市街地活性化協議会支援センター

ワークショップの中で使用する方法:ペルソナブレインストーミング
期待される成果:・自分が暮らしている地域や地元のコミュニティ、街について、考えるきっかけとなる

・様々な人がどのようにして生活しているのか、どんな課題を感じているのか、ペルソナワークを通じて想像力を得られる

プログラム

10:00開始
10:00-10:10概要説明
10:10-10:30アイスブレイク(自己紹介・自宅以外のお気に入りの場所)
10:30-11:10データ・資料説明
11:10-12:00WORK1(とある街の商店街 どんな人がいる街だろう?ブレインストーミング)
12:00-12:50お昼休み
12:50-13:20WORK2(ペルソナ作成 街の人はどんな居場所がほしい?)
13:20-14:40WORK3(ペルソナをもとに、街の居場所となる商店街を作ろう)
14:40-15:00ワークまとめ(あなたの考える゛街の居場所”とは?)
15:00-16:00試作・発表資料作成
15:10-16:45発表会(フィードバック、リフレクション)
16:45終了