WS07

開催日:9月11日 (土)

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  • ワークショップタイトル: サステナブルツーリズム(持続可能な観光)を通じたSDGs達成につながる観光事業者の商品・サービスを考える
  • 提案者氏名: 横浜市立大学/JTB総合研究所 熊田 順一
  • ワークショップの概要: サステナビリティへの志向が高まっている。観光庁は2019年持続可能な観光指標としてJapan Sustainable Tourism Standard for Destination(JSTS-D)を2019年に発表した。観光地の持続可能な取り組みが高まる一方で事業者は具体的にどのように動くべきなのか?また旅行者はサステナブルな観光を楽しむことができるのであろうか?本ワークショップではサステナブルツーリズムがマスツーリズムにとって代わるために何が必要なのかを考え、観光を通じたSDGs達成への意識や取り組みについて事業者と旅行者の視点で考え、サステナブルツーリズムの商品やサービスをデザインする。
  • ワークショップの目標:
    • サステナビリティ志向の市場についてのインプットを主催者から実施し、市場におけるサステナビリティへの意識や知識を共有する。
    • 国際指標であるサステナブルツーリズム指標を理解し客観的に観光におけるサステナビリティについて理解を深める。
    • アンケート結果をベースに、サステナビリティ志向の強いペルソナと無関心なペルソナを作成する。
    • 皆で作成したペルソナをベースに、日常→タビマエ→タビナカ→タビアト→日常の流れの中でサステナブルトラベラーのジャーニーマップの作成を通して感情の起伏と事業者と消費者の接点を把握する。
    • ペルソナとジャーニーマップをベースとして、ブレインストーミングを行う。ブレインストーミングは縦軸に「社会的インパクトの強さ」、横軸に「導入・開発までの難しさ/必要な時間の長さ」を設定し、サステナブルツーリズム商品をマッピングしながらグルーピングを行う。
  • 取り扱う課題 :旅行者が考えるサステナブルな体験に突合したサービス開発が未だ世界においては進んでいいない。商品・サービス化をすることで新しい観光市場を形成することができる。
  • キーワード :サステナビリティ、サステナブル・ツーリズム、、環境、地域社会貢献、SDGs
  • データとデータ源 :株式会社JTB総合研究所
    • 「SDGsの認知および、SDGsに配慮した旅行・観光ビジネスに対する一般消費者の意識や興味に関する調査」
    • 「日本版持続可能な観光指標」に関する考察
  • デザイン思考の方法 :
    • ブレインストーミング
    • 掛け合わせ
    • ペルソナ作成
    • カスタマージャーニーマップの作成
  • 期待される成果 :サステナブルツーリズムを推進するサービスや商品のアイディアが10件以上ワーキンググループ内での共有・合意されている
  • プログラム:ワーキンググループの参加者を4-5名で想定しています  
    • 10:15 開始
    • 10:15 – 10:20 アイスブレーキング(自己紹介)
    • 10:20 – 10:30 Input 1: SDGsと観光に関するアンケート調査インプット(熊田)
    • 10:30 – 10:45 Input 2: 日本版持続可能な観光指標について(熊田) 
    • 10:45 – 10:50 休憩
    • 10:50 – 11:30 サステナブル・ツーリズムのニーズとシーズのブレスト
    • 11:30 – 12:00  ニーズとシーズの掛け合わせから行動パタンの創出
    • 12:00 – 12:50 ランチ休憩
    • 12:50 – 13:20 ペルソナ策定
    • 13:20 – 14:20 カスタマジャーニーの作成
    • 14:20 – 15:20 サステナブルツーリズム商品のブレインストーミング
    • 15:20 – 15:30 休憩
    • 15:30 – 16:00 まとめ
    • 16:00 – 16:45 発表会の連絡事項
    • 17:00 終了