WS02

開催日:9月11日(土)

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  • ワークショップタイトル: 夫の家事分担割合を高める方法 〜料理を覚えて幸せになろう〜
  • 提案者氏名: 中村治彦
  • ワークショップの概要: 共働き世帯が定着したにもかかわらず、家事分担における妻の分担割合は大きい。その中でも特に「炊事」の分担割合は20%台前半と、夫の負担割合の低い家事種類の一つとなっている。また、「見えない家事」(普段家事として語られることの少ない家事)においても、炊事に関連する項目における夫の分担割合は10%未満となっている。こうしたことから、すでに分担割合が比較的高い洗濯やゴミ出し等の分担割合を高めるよりも、夫が炊事≒料理の分担割合を高める方が、家事全体の分担割合を高めやすいと考えられる。そこで、夫が料理を覚える、または、妻が夫に料理を覚えさせる方法を提案することは、単に家事の分担割合を高めることのみならず、夫婦関係への好ましい影響を与えるという点で意義のあることだと考える。
  • ワークショップの目標: まずは、家事分担の現状をデータと共に把握する。次にそれを踏まえた上で、夫お炊事への参加割合が低い理由、炊事≒料理を覚えることの障害となっていること、夫が料理を覚えるまたは妻が夫に料理を覚えさせる効果的な方法をブレーンストーミングする。次に、対象となる夫婦のペルソナをデザインした上で、夫が料理を分担する家庭に関するジャーニーマップを作成する。最後に、ブレーンストーミング、ジャーニーマップによって考察したことを踏まえ、夫が料理を覚えるまたは妻が夫に料理を覚えさせる方法とそれが夫婦関係に与える影響を考察する。
  • 取り扱う課題: 夫が料理を覚える、または妻が夫に料理を覚えさせる効果的な方法の探索と、それが夫婦関係に与える影響を考察する。
  • キーワード: 夫の家事分担割合、料理(炊事)を覚える方法、夫婦関係への影響
  • データとデータ源:
    • 第6回全国家庭動向調査
    • WOMAN SMART DUALプレミアム 「妻の家庭生活満足度は、夫の料理頻度で決まる?」図2 舞田俊彦
    • 第15回出生動向基本調査 図1-3-4
    • 料理に関する調査 楽天リサーチ株式会社
    • 料理に関する意識調査 株式会社リンナイ
    • 夫婦の料理シェア オレンジページくらし予報
    • 平成26年度全国家庭児童調査”
  • デザイン思考の方法 :
    • ブレーンストーミング(マトリックス法に基づく強制発想法等)
    • ペルソナデザイン
    • ジャーニーマップ
  • 期待される成果: 夫が料理を覚える効果的な方法、または夫に料理を覚えさせる効果的な方法の具体化。
  • プログラム:
    • 10:15 開始
    • 10:15-10:30 アイスブレーキング(自己紹介)
    • 10:30-12:00 ブレーンストーミング)マトリックス方に基づく強制発送法など)
    • 12:50-13:50 ペルソナデザインの作成
    • 13:50-15:00 ジャーニーマップの作成
    • 15:00-16:00 発表会資料作成
    • 16:00-16:45 発表会
    • 16:45 終了